未経験の業界や職種へ転職したいときの自己PRとは?
未経験業界への転職は自己PRを充実させよう
社会人として働く中で、「他の職種に挑戦してみたい」「違う業界でスキルを生かしてみたい」と考える人もいるでしょう。しかし未経験の職種や業界へ転職するとき、何をアピールすればいいかわからないかもしれません。
この記事では未経験職種や業界へ転職したい方へ向けて、企業が未経験者を採用する理由・自己PRの仕方・注意点を解説します。転職用の自己PR例文もあげておくので、未経験での転職を検討中の方は参考にしてください。
企業が未経験者を採用する目的
未経験者は人材育成に時間や費用がかかる、デメリットがあります。それでも企業が未経験の人材を採用する理由は、次の5つです。
新しい風を自社に吹き込みたい
「なかなか売上が伸びない」「似たような考えばかりで目新しいものがない」などの悩みがある企業は、新しい風を取り入れたいと考える傾向があります。業界や職種は未経験であっても、その他の経験が自社にとって斬新で、ビジネスに活路を見出す可能性を期待できれば、未経験者を採用します。
成長に期待している
応募者が自社の業務や業界に未経験であっても、ポテンシャルや前職で培ったスキルをもとに、自社で大きく成長することを期待しています。過去に、売上アップやコスト削減など業務改善を成功させたなどの実績があれば、アピールに役立つでしょう。
できるだけ多くの応募者が欲しい
「求人を出してもなかなか応募がない」「欲しい人材の応募が思うように来ない」などの理由で、未経験者を受け入れるケースがあります。経験者を募集しても応募が少ない場合に、未経験者まで範囲を広げていることがあります。
必要な人材を自社で育てたい
「自社の考え方や雰囲気に合う点を重視して採用したい」と考える企業は、自社で人材を育てるために未経験者を採用する場合があります。即戦力はスキルや経験がすぐに役立つケースが多いものの、以前のやり方にこだわるあまり、柔軟な対応が難しい人材もいるためです。
未経験職種への転職で自己PRできるポイント
未経験の業界や職種へ応募する場合、これまでの実績や考え方などでアピールできることがあります。応募先に好印象を与える、4つのアピールポイントを押さえた自己PRをまとめましょう。
学ぶ姿勢
未経験者の採用はポテンシャルを重視する可能性が高いため、学ぶ姿勢をアピールして向上心があることを伝えましょう。学びたい・頑張りたいなどの気持ちだけでは根拠が薄いので、具体的な内容を含めます。
応募先企業の業務に必要なスキルや資格取得に取り組んでいる場合は、その内容を加えるとアピールに役立ちます。
前職での経験で生かせること
前職での経験は、異なる業界・職種へ転職したとしても役に立つ場合があります。ビジネスシーンで共通して必要な能力、例えばコミュニケーション力・プレゼンテーション力などです。
事前に企業について調べると、求める人材や企業理念がわかるため、前職での経験と関連のありそうな部分を見つけましょう。
前向きな姿勢
未経験で働く場合、経験のある仕事をするよりも失敗や困難に直面するケースが増えがちです。困難な状況にも負けず前向きに取り組める人材を、企業は求めています。
前職での前向きな挑戦の内容や、失敗を乗り越えたエピソードなどを交えて自己PRをまとめましょう。
仕事以外での経験
転職の自己PR文は、基本的にこれまでの仕事での経験をあげます。応募職種は未経験でアピールできる内容が少ないものの、プライベートなど仕事以外での経験が今後の業務に役立つ可能性があれば、あげてもかまいません。
注意する点は、ビジネスとして役に立てるレベルかどうかです。趣味で行っているだけでなく、スキルアップを目指して学び続けており、専門的な知識も持っているなどであれば、自己PRに役立つでしょう。
未経験業界への転職自己PRの注意点
未経験の業界や職種へ応募するとき、自己PR文は以下の3点に注意して書きましょう。
結論から始める
ビジネスの場では初めに結論を話すので、自己PRは企業で生かせる強みをあげます。簡潔に結論をあげたあとで、具体的なエピソードを根拠として伝え、最後に強みを生かした貢献の仕方でまとめましょう。
書類へ書く、または面接で答える場合のどちらも、結論から始めます。
長文を避ける
面接で自己PRを求められた場合、1分程度で答えましょう。文字数で表すと、300~400字程度がちょうどよい長さです。
書類に記入する場合も同様ですが、スペースが狭い場合は200文字程度までコンパクトにまとめましょう。履歴書などの場合、文字の読みやすさも考え、必要に応じて長文は避けましょう。
応募先企業に合わない強みを伝える
前職での経験を応募先企業の求める人材を考慮せず、アピールすることは避けましょう。応募先への憧れのみが強く、企業の研究や募集職種の理解が浅いまま自己PRをまとめると、アピールにつながらない可能性があります。
求める人材にあてはまる方が採用に有利なので、あらかじめ募集内容や企業理念などを確認てアピールできる強みを見つけましょう。
未経験職種への転職用自己PR例文
未経験の職種へ応募する際は、自己PR文例を参考に、自分なりにまとめましょう。応募先の職種別で自己PRの例文をあげておきます。
事務職
私の強みは、困難に負けず最後まで仕事に取り組むことです。前職ではショッピングモール内の専門店でワインの販売をしておりましたが、思うように売上が伸びませんでした。
そこでお客様に立ち止まっていただくため、ワインの特徴などをまとめた販促ツールを独自にパワーポイントで作成し、店頭で流しました。すると興味を持って立ち止まってくださるお客様が増え、その結果売上アップにつながりました。
このときの販促ツール作成の経験から、事務職に興味を持ち始め、MOS資格の取得に挑戦しています。貴社へ入社後は、販売職で培った困難に負けない粘り強さを生かし、事務職に必要なスキルを積極的に学んで貢献したいと考えております。
営業職
私の強みは、信頼関係を構築する力です。前職は家電量販店で販売を担当しており、お客様のニーズに合った商品やメーカーの提案をしておりました。
お客様はさまざまタイプの方が来店され、話すことが苦手な方もいらっしゃいます。まずは話しやすい状況作りを意識して行い、すぐに商品の詳しい説明に入らず、ご来店のいきさつなどからうかがいました。
家電製品での困りごとは何かをうかがって信頼関係を築きつつ、ぴったりの製品を提案しておりました。あるお客様から、「あなたのおかげで欲しかったものが見つかった」とのお言葉を頂き、信頼関係作りに自信を持てました。
御社へ入社後はこの強みを生かして、同じ営業内での関係構築を図るとともに、クライアントとの信頼関係をより強く確かなものにして、御社の利益拡大に貢献したいと考えております。
エンジニア
私は向上心が強みです。前職の事務では、資料作成・顧客管理・数値入力を主に行いました。
ExcelやWordを使った業務が多いものの、入社するまではほとんど知識も経験もありませんでした。しかし業務を続けるにつれてより効率よく使いこなすことに興味がわき、プライベートの時間を活用して資格取得を独学で行いました。
現在はエンジニアに必要な知識とスキルを学ぶために、ITパスポートの資格取得に向けて勉強しております。このように、興味を持った仕事に対し独学で知識やスキルを身につける努力ができるので、向上心が強みと考えています。
自己PRが思いつかず悩んだときの対策
未経験の業界や職種へ応募したいものの、自己PRがまとまらず困ったときは、以下の方法を取り組んでみましょう。
これまでの経歴を棚卸しする
前職などで経験のない業界や職種へ応募する際は特に、これまでの経歴を棚卸ししましょう。応募先が求めている、アピールに役立つ強みを見つける方法として有効です。
直近で仕事のあった日の、一日の流れを目的・過程・成果に分けて書き出します。一日の流れだけでなく、週や月単位、年単位で振り返り、目的達成のための行動や成果などを詳しく書きましょう。
社会人経験が少ない場合は大学生時代の経験を含めてもかまいませんが、それ以前の内容は仕事との関係性が薄いため控えましょう。
応募先企業の求める人材を調べる
経歴の棚卸し内容をもとに、応募先企業の求める人材と照らし合わせましょう。あてはまる強みを探し、具体的なエピソードを入れ、入社後の姿をイメージする内容にまとめます。
未経験の転職をする時は自己PRが大切
未経験の業界や職種へ応募するときは、経歴やスキルだけでなく、充実した自己PRも大切です。企業は未経験者を採用して、「自社に新しい風を吹き込んで欲しい」「自社で人材を育てたい」などの希望を持っています。
未経験から憧れの企業へアピールするには、あなたの経歴と応募先企業に共通する要素を調べてみてください。どのビジネスの場でも欠かせない、コミュニケーション力やプレゼンテーション力などは強みになるでしょう。
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まとめ
①未経験業界への転職は自己PRを充実させよう
②企業が未経験者を採用する目的を知ろう
③未経験職種への転職で自己PRできるポイントを学ぼう
④未経験業界への転職自己PRの注意点を確認しよう
⑤未経験職種への転職用自己PR例文を使おう
⑥自己PRが思いつかず悩んだときの対策を知ろう