人材派遣の面接後、留守電に連絡が入っていたら折り返しはする?

留守電が入っていたら折り返しの連絡はするようにしましょう


人材派遣の面接後、メールか電話で連絡が入ります。電話で連絡が入る場合も少なくありません。

電話に出られなかった場合は、留守電にメッセージが残っている場合もあるでしょう。メッセージを聞いたからそれで済んだ、と思わずに、折り返しの連絡を入れた方がよいでしょう。

折り返しの連絡をするのは社会人としてのマナーでもあります。折り返しの電話をすることで面接でお世話になったお礼を言うこともでき、好印象を与えられるでしょう。

担当者に「メッセージは聞いただろうか?」と余計な心配をかけさせないためにも、折り返しの連絡をするようにしましょう。

「再度連絡します」のメッセージでも折り返した方がよいでしょう

人材派遣の面接に関する連絡は重要事項であることが多いです。いつもはメールなのに電話が来た、という場合は緊急であったり、重要な要件があったりするケースも少なくありません。

必ず折り返しの連絡が欲しい場合は、留守電に「折り返しご連絡ください」と入っているものです。その場合は、迷うことなく折り返しの連絡をしましょう。

留守電にはさまざまなメッセージが入っていることもあります。例えば「再度電話します」というメッセージが残っていることも多いでしょう。

またかけてくれるなら折り返さず待っていればよい、という考え方もあります。しかしマナーとしては、こちらから一度折り返しの連絡を入れた方がよいでしょう。

ただし、担当者によっては折り返されても忙しくて電話に出られない、外出してしまうなどいろいろな理由で、自分の都合で再度電話をしたいというケースもあります。それでも折り返しの連絡をした方が律儀で真面目、という印象を与えるので、担当者から「折り返さなくていいですよ」と言われない限りは、一度連絡をすることをおすすめします。

折り返したのに連絡が来ない場合は2~3日待ってみましょう


留守番電話に連絡内容が入っていれば安心できますが、何の連絡なのか分からないと不安になるものです。特に面接に関する連絡であれば、気になって仕方がないでしょう。

留守番電話には「面接の件で」とだけで、結果や内容が分からないとい場合は、何度も折り返しの電話をしたくなるものです。しかし担当者は何人もの派遣スタッフを相手に仕事をしていることもあり、忙しい場合も少なくありません。

面接後の連絡だからと言って、必ずしも合否の連絡とは限りません。なかなか連絡がないから落ちてしまったのかもしれない、と落ち込まず2~3日は待ってみることです。

もし2~3日経っても連絡が来ないようであれば、再度連絡をしてみましょう。気になるからと言って、1時間置きに電話をしたりすると、気が短い、せっかち、など悪い印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

折り返しの電話をする際にはマナーを守りましょう

折り返しの電話をする場合は、マナーを守ることが大切です。電話の基本的なマナーで注意することは以下の点です。

・「お世話になっております」と言葉を添える
・派遣登録をしていることを伝える
・連絡をもらったので折り返しの電話をしたことを伝える
・電話に出られなかったことを謝罪する

最初に「お世話になっております」ではなく「お疲れ様です」と言ってはいけないのか?と言うとそれも間違いではありませんが、「お疲れ様です」はどちらかと言うと社内の人に対する言葉です。派遣として登録しているのであれば、「お世話になっております」の方が適しているでしょう。

ただし、担当者との距離感にもよるので、相手によっては「お疲れ様です」で問題ない場合もあります。

電話をする際には、メモ帳や筆記用具を用意するほか、スケジュールの確認もしておきましょう。留守電に気づいたのが夜遅くなってしまった場合は、翌日に連絡をしましょう。

基本的には定時を過ぎた時間であれば、翌日に連絡をするのがマナーです。

(まとめ)人材派遣の面接後、留守電に連絡が入っていたら折り返しはする?

1.留守電にメッセージが入っていたら折り返しの連絡はするようにしましょう
人材派遣の面接後、留守電にメッセージが入っていた場合は折り返しの連絡をするようにしましょう。社会人としてのマナーでもあり、担当者によい印象を与えることができます。

2.「再度連絡します」のメッセージでも折り返した方がよいでしょう
留守電に「再度電話をします」というメッセージが入っていたときも、一度折り返すのがマナーです。担当者と話ができなくても、折り返しの連絡をしたことで律儀、真面目、といった印象を与えることができるでしょう。

3.折り返したのに連絡が来ない場合は2~3日待ってみましょう
連絡をしたのに担当者から連絡が来ない場合は、2~3日待ってみましょう。それでも連絡がない場合は、再度連絡をしてみることです。

気になるからと1日に何度も電話をするとマイナスイメージを与えてしまうので注意しましょう。

4.折り返しの電話をする際にはマナーを守りましょう
折り返しの電話をする場合は、電話のマナーを守ることが大切です。話し方や時間などに配慮して、社会人として失礼のない電話の対応をしましょう。

話をスムーズに進めるためにも、スケジュールのチェックをしてから電話をすることも必要です。

著者情報

著者情報プロフィール:水沢 和樹
企業人事コンサルタントとして活躍中。元ゲームプログラマーという異色の経歴を持つ。プログラミングの世界で長時間労働を経験し、労働者により幸せに働いて欲しいという願いからコンサルタントの道へ。