夏場の人材派遣会社の面接ではどんな服装で臨む?

クールビズ指定ならそれに従い、指定の無い場合はスーツが無難です


面接日程の調整メールは人材派遣会社から提示される場合と、自分から人材派遣会社に面接日程を提示する場合があります。どちらの場合だったとしてもメールの目的は面接の日程を決めることですので、先に日程を伝えることが大切です。

そして、家庭の事情や外せない事情によって日程の変更がある場合もありますが、それが分かったらすぐにメールをしてください。また面接当日に天候や交通事情によって遅刻やキャンセルをする際は、メールよりも電話で伝えた方が良いでしょう。

メールでは読んでもらえるまで時間がかかってしまいます。

ノータイでの面接も少なくはありません

これまでの就職活動の服装はリクルートスーツが基本でした。しかし涼しい季節であればリクルートスーツで問題ありませんが、夏場のリクルートスーツは楽な服装ではありません。

しかも近年は夏の気温が上昇しており、熱中症も問題となっています。そのためクールビズを採用する企業も増加しており、人材派遣会社でもクールビズは少なくありません。

そのためクールビズを採用している人材派遣会社でしたら、クールビズで面接に臨んでも問題ありません。またそういった人材派遣会社はメールに「面接はクールビズでお越しください」などと書かれています。

またクールビズの歴史は浅いので、具体的にどういった服装にしてよいか分からない方も多いでしょう。クールビズはノーネクタイでワイシャツやポロシャツを着用するものです。

企業によってはTシャツが認められている場合もあります。しかしいくらクールビズだからといってラフ過ぎる服装はおすすめ出来ません。

そのためポロシャツやTシャツではなく、ノーネクタイで白いワイシャツが無難です。そこにジャケットを羽織ってもよいでしょう。

スーツ着用の場合にはマナーに気をつけましょう


メールなどで「クールビズでお越しください」と書かれてあればクールビズでよいのですが、中には服装について一切書かれていないこともあるでしょう。こういった服装の指定の無いケースは多いものですが、そこではどういった服装がよいのでしょうか。

指定の無い場合はスーツを着用しましょう。クールビズは一般的になっていますが、それを採用していない人材派遣会社も少なくありません。

そこでいくら夏だったからといって、自分で勝手に判断してクールビズで面接を受けることは禁物です。服装ひとつでマナーが判断されてしまうので、非常識な人間と思われてしまいます。

さらにいざスーツで面接を受けに行ったにもかかわらず、人材派遣会社のスタッフが皆クールビズということもあります。自分だけ違う服装ですと戸惑ってしまいますが、ビジネスシーンにおいてスーツは正装ですので一切問題ありません。

マイナス要素は一切ありませんので安心してください。そしてスーツを着る場合ワイシャツは長袖にしましょう。

ジャケットの袖口からワイシャツが少し見える状態が自然ですので、半袖ではそれが見えなくなってしまいます。

夏場は汗対策も必要です

夏の面接でクールビズが認められることもありますが、そういった指定の無い場合はスーツで面接を受けることになります。しかし近ごろの夏は気温が上昇しており、さまざまな部分で注意する必要があります。

何よりも夏は汗をかいてしまうので、汗対策をして面接に臨みましょう。汗が流れたままではみっともないので、ハンカチで拭き取るようにしてください。

いくら面接会場が涼しかったとしても、外を歩いていると汗をかいてしまうものです。そしてインナーも忘れずに着用してください。

インナーがあることで汗を吸い取ってくれるので、ワイシャツのベタつきを防ぐことが出来ます。汗をかくことで肌が透けることもあるのです。

また夏用のスーツを持っている方は夏用が最もおすすめです。夏用のスーツは通気性がよくなっているので、暑い日でも快適に過ごすことが出来ます。

さらに人材派遣会社によっては駅から遠いこともあるでしょう。そういった場合は汗を大量にかいてしまうので熱中症の危険もあるのです。

そのためスポーツドリンクなどで水分補給をしておきましょう。

(まとめ)夏場の人材派遣会社の面接ではどんな服装で臨む?

1.クールビズ指定ならそれに従い、指定の無い場合はスーツが無難です

クールビズの人材派遣会社でしたらクールビズで面接を受けてもよいでしょう。しかし服装が明確でない場合はスーツを着てください。

そして汗をかきやすい季節ですのでハンカチも携帯しておきましょう。

2.ノータイでの面接も少なくはありません

メールなどで「クールビズをお越しください」と書かれていたら、クールビズで面接に臨みましょう。ワイシャツだけでなくポロシャツもクールビズに含まれますが、面接の場合は白いワイシャツをおすすめします。

3.スーツ着用の場合にはマナーに気をつけましょう

服装の指定が無かった場合はスーツを着用しましょう。スーツはビジネスシーンの正装ですので一切問題ありません。

夏だからといって勝手に自分で判断してクールビズで面接に臨んではいけません。

4.夏場は汗対策も必要です

汗対策としてハンカチの携帯とインナーの着用をおすすめします。汗をかいたままではみっともない印象を与えてしまいます。

夏用スーツがあればより快適です。また駅から遠い場合は水分補給も忘れないようにしましょう。

著者情報

著者情報プロフィール:水沢 和樹
企業人事コンサルタントとして活躍中。元ゲームプログラマーという異色の経歴を持つ。プログラミングの世界で長時間労働を経験し、労働者により幸せに働いて欲しいという願いからコンサルタントの道へ。